2008北海道 わんことバイクとキャンプの旅 レポート1


2008年10月 


出発は雨。
日本列島を前線が通過中。
北上すれば、次第に雨は弱まり、雲の切れ間に星が輝く。
が、山あいに入れば、雨パラついたり、ガスが視界を邪魔したり。
横風に悩まされつつも、地道に北上を続ける。

ハイエーストランポ
※写真は苫小牧のアルテンAC

心に北海道の爽やかな風を浮かべ、夜と雨の高速道路を走る。

2013年12月 初稿 (レポートの内容は2008年のものです)


2008/10/25(土) 最新鋭フェリーは宇宙戦艦? (1日目)


わんこ&ドライブでは、定期的に犬を歩かせなきゃいけません。
散歩する場所の有るSAやPAを、つないで行く事になる。
人間だけのドライブより、だいぶ時間のロスが多いのです。

前沢SAで、夜食をとる。
24H営業の、スナックコーナーで焼きそばを食べる。
仕方ないとはわかっていても、少々淋しい感じの焼そばだった。
無料のお茶を飲む、なんだか落ち着く。
どうして、お茶を飲むと落ち着くのかねェ?

20時00分 出発
21時30分 安積PAで休憩
24時00分 前沢SAで休憩給油
03時00分 青森港着

青森FT。
駐車場脇にちょっとした芝生があり、零静の気分転換には十分。
零静も人間も仕事を済ませて、仮眠にはいります。

フェリー埠頭に横付けされている船は、どこかしら宇宙戦艦的なデザインだ。

ガンダム的というか、大河原先生っぽいデザイン。
ハイエーストランポ

フェリー後部。
ハイエーストランポ
より一層、大河原先生ですね(笑)

内部。
ハイエーストランポ
カーデッキと言うより、モビルスーツデッキと言いたくなるのも分かる。

こいつこそが、
東日本フェリーの誇る高速船、ナッチャン・ワールドであります。
(同型艦にナッチャン・レラがあります。)

悲しいことに、10月いっぱいで、営業終了ということであり、
最後のチャンスでした。
新しい船で、全てがキレイ、揺れない、速い!と完璧。

営業終了直前ということで、客席はなんと満席!
しかし、カーデッキは、全然すいている。
最後のチャンスということで、地場のお客さんが沢山詰め掛けたようですが、
クルマを乗せると高いので、人間だけが船に乗る!という感じのようです。
これじゃぁ、経営ツライよなぁ・・・・・

■■■■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<<< 2013年追記 >>>>
この後、ナッチャン・レラとナッチャン・ワールドの2隻は、長い長い休暇に入りました。
今年になって、自衛隊の戦車を九州や宮古島まで運んだりしていました。
大規模な演習が行われたのです。
ここのところ、南の海がだいぶ騒がしくなってしまっているのです。
わずか数年ですが、隔世の感有りです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■■■■

ほぼ定刻どおりに函館に着く。
フェリーターミナル付近で、零静を少し歩かせる。
船旅に疲れた様子もなくホッとする。
先代犬のクゥをフェリーに乗せた時は、とってもストレスだったようなので、
心配していたのだ。

函館名物ラッキーピエロのハンバーガーを食べた。
ハイエーストランポ
ラッキーエッグバーガー380円
すべてのパーツにしっかり感があって、ボリュームバッチリ!
モノの割りには、安いと思います。美味しかったですよ。

一夜目は、苫小牧アルテンAC。


R5を北上!
高速道路が一区間延長されている。
新しく出来た八雲ICから高速へ、豊浦噴火湾のPAで休息。
このPAは、犬を歩かせられる芝生の場所があり助かる。

洞爺湖に立ち寄り、ついでに給油。

再度高速に乗るため、Navi指示どおりにICへ向かうが、
なんとICの位置が変わっていてビックリ!
サミットのせいか?
戻るのもシャクなので、一区間先の伊達ICから乗る。

■■■■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<<< 2013年追記 >>>>
この年(2008)、洞爺湖で、G8のサミットが開かれたのであります。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■■■■

苫小牧西ICで降りてアルテンACへ。

すばらしい設備、万全と言える。
サイトが広い、キャンプ場全体が広い。
零静と散歩したり、遊んだりする場所も十分。

ハイエーストランポ

もう、キャンプのシーズンは終わりかけているのか、
土曜日だというのに、キャンプ場は、だいぶ空いている。

キャンピングカー5〜6台のグループが、楽しげにキャンプしている。
いずれもキャブコンの本格的なヤツ。
隣のエリアでは、いすずの小さなトラックベースだが、
長大なホイールベースを持つ、凄いキャンピングカーが一台。
(この人は、運転も上手く、長大なホイールベースの車を巧みに操っていた)
北海道のキャンパーは豪快である。

フリーサイトでは、スーパーカブが一台テントを張っていた。

■■■■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<<< 2013年追記 >>>>
この旅で見かけた、唯一のバイクキャンプの人であった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■■■■

今夜は車内に寝るだけにして、キャンプらしいことはしない。

キャンプ場に温泉が隣接しているので、ひとまず風呂に入ることにする。
通常の入場料は600円だが、キャンプ場利用者は、200円の優待券で入れる。
風呂は規模も大きく新しくて綺麗で、言うこと無しだ。

食堂と売店もあったので、ここで夕食を済そうかという話になる。
ところが、風呂に入るので、余計な現金等は持ってきていない。
ぼくは、いい気になって、風呂上りの生ビールなど飲んでしまっていて、
夫婦ふたりの、残りの所持金を集めても、2000円にチト欠ける。
そのお金で、焼肉定食とみそラーメンを食べ、売店で少しお菓子を買った。
それでギリギリ間に合った。
リーズナブルに済んで良かったというべきなのかなぁ?

そうこうしているうちに、札幌の『しげぞうさん』から電話が入る。
なんと、札幌からわざわざ差し入れを持ってきてくれたのでビックリ!
100キロも向こうから来てくれたのに、座って会話も出来ずごめんなさい。
そして、ありがと〜ございます。

いただいた高級缶ビールをいただく。
つまみは、缶詰、ホテイの『焼ささみ』。
ホテイと言えば、焼き鳥の缶詰で有名だが、
こっちのほうが、シンプルかつスパイシーな味付けで、
ビールのツマミには、よりGood!
飲兵衛のひとは、一度お試しあれ!

■■■■□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<<<< 2013年追記 >>>>
残念な事に、ホテイの『焼きささみ』は生産停止になったようです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□■■■■

2008/10/26(日) 帯広へ! (2日目)


やや遅くなったが、準備完了。
さあ、出発しよう。
ハイエーストランポ

道央道に乗る。
千歳の先のJCTから、道東道で夕張ICへ。
R274を東へ
ハイエーストランポ

NAVIの案内には無いが、新しく出来たトマムICから道東道に入ることにする。
(買ったばかりのNAVIなのに、ツーリングマップルのほうが役に立つこともある)
R273を北へ、占冠からK136を東へ、αトマムを横目で見れば、ICに至る。
高速へ入り、長いトンネルを抜けると、眼下に広大な牧草地を見る。
絶景と言える。

帯広で、プチわんこミーティング。

女子同志で微妙な関係っぽい静。
ハイエーストランポ

女の子に囲まれて、デレデレする零。
ハイエーストランポ

帯広のあづき亭で、すっかりお世話になってしまい、
後ろ髪ひかれつつ、帯広を後にした。

ナイタイ高原牧場で、とっぷり日が暮れた。 (2日目その2)


ナイタイ高原牧場へ
帯広かR241→K806と進む。
クゥの岩は、まだそのままにあった。
ハイエーストランポ

零静を乗せて、写真を撮る。
ハイエーストランポ
陽が傾いてしまっていて、光が足らず、あまり良い写真は撮れなかった。

寒さに耐えて、ソフトを食べる。(うまい)

帯広からナイタイ高原牧場まで、思ったより距離があり。
ガス欠の心配が、、、、なんとか給油間に合う。
早めの給油を心がけよう。

本日の宿である『はにうの宿』へ。
町営の宿で、わんこOK宿です。

すべてが30年前のノリ!
でも、それが良い!

ハイエーストランポ

安っぽい作り物のレトロなんかでは無い。
本当に、昔のまんまなんだ。

温泉(茶色い)も良かった。
部屋食なのも有り難い。わんこ連れには助かる。

夕食は!
さばみそ、
かに
紙の鍋
柿の実のような、そぼろ肉あん
刺身
茶碗蒸しなど
食事も昔の旅館ぽくて、なかなか良かった。

朝食も、豪華では無く普通なところが良かった。


【次へすすむ!】


【2008北海道 わんことバイクとキャンプの旅TOP】


【キャンプTOPへ戻る】

【サイトのTOPへ戻る】

サブメニュー

サイトと管理人
について
掲示板
ライダー連絡所
in 栃木
Strawberry Julep
ブログ編
リンク
メール

★ お知らせ ★

■2015/8/31
HPリニューアル





キャンプファイア


バイクとツーリング
TOP
YAMAHA
MT-09 TRACER
DUCATi
Monster S2R
YAMAHA
TTR125LWE
細々と・・・
バイク話とか

柴犬と行く クルマの旅とキャンプ TOP
ハイエース トランポ
 オートキャンプ場
ファイル
淡々と・・・・
旅話とかキャンプ話

北関東・栃木の
自然と四季

小説を中心にした『本』の話



熱燗 キャンプ