2013北海道ツーリング 旅日記10 With DUCATi Monster


2013.6.24(月) 第10日目 (道内9日目)

今日は、札幌入りの予定。

DUCATi Monster

いよいよもって、旅も残りわずかになった事を実感。
ちょっと淋しいよね。

疲れてもいた。
今日は、ラクして何処も立ち寄らずに、札幌へ行っちゃおうカナ?
なんて、ふやけた考えを一蹴したのは、
宿のオーナーさんの一言でありました。

さらに今夜は、札幌で『夢のような夜』を楽しむ予定も有るのだ。
疲れたなんて、言ってらんない!


2013年7月 初稿


ゲリラ豪雨にノックアウトを喰らう。


のんびりモードで目覚めたら、宿のオーナーさん曰く。

『せっかく来たんだから、ちゃんと回んなきゃダメだよ。』
ガ〜ン!、自分を甘やかす弱い心を、見透かされていたのか!
いくつか、ルート案まで提案してくれた。

『天気良いから、早く走らないともったい無いよ。』
とダメ押しのうえ、
トドメに、朝食を30分早くしてくれた。

わかりました。
そうまでされては、走るしか無い。

そんなこんなで、07:30 Start。
今回はパスと決めていた、富良野に行こう。

厚内の街並み。
DUCATi Monster
取り残されたような、海辺の小さな町。
ここに立っていると、なにか『村上春樹的』な物語の一部に、
入り込んでしまったみたいだ。


昨夜、寝る前にチェックした天気予報では、広範囲で晴れだ。
今日は、この旅で一番の好天が期待出来そうだ。
さぁて、行こうか!

帯広までのルートは、昨日と同じ道を、逆に走る。
厚内→名も無い峠→R38→豊頃(茂岩山自然公園)→R38→帯広市街。

茂岩山自然公園・休憩所前。
DUCATi Monster
まだ、時間が早いので、売店などは開いてなかった。
駐車場前で、ちょっとダケ休憩。
日高の風景である。

帯広市内に差し掛かると、急に雲が頭上に。
と思ったら、イキナリの雨、結構強い降りじゃん。
昨日の天気予報が意識にあり、通り雨と判断。
早く抜けてしまうに如かず。
高速を使って、早くこの地域を離れる作戦に出る。

しかし、雨は強い。
最初のPAでカッパ着用。

十勝清水ICに近づく頃には、雨が上がる。
高速を降り、近くのコンビニの駐車場を借り、カッパをパージ。
だがこれは早すぎた。


狩勝峠に入ると路面ウェット。
DUCATi Monster
なんか雨ポツポツ降ってる気がする・・・・・なんて事は意地でも認めたく無い。
そんな気分の時って、あるよねェ(笑)
早め早めに、カッパを着るのがセオリーなんだけどね。

取りあえず進むが、南富良野の手前で、誤魔化し切れなくなる。
DUCATi Monster
堪らずカッパ着用。
この時、ヘルメットを落とすという、初心者的ミスをやらかしてしまった。
シールドの片側が外れて、ブラブラしているじゃないか!?
一瞬、あせった!。
確認すると、幸いジョイント部品に、欠落も破損も無く、ハメ込むだけで復活。
普通なら、たいした事ではなくても、旅先で起これば難儀する。
気の緩み厳禁であるのだ。

帯広市街→芽室IC→道東道→十勝清水IC→R38(狩勝峠、かなやま湖、南富良野)


田舎町の富良野より、ただの田舎の六郷が良い!


南富良野のセイコマで、休息、缶コーヒーで一息。

タブレットで、天気予報を見ると、
広範囲で『曇り時々雨』!
ガ〜ん!
昨夜の天気予報は、何だったんだ!

さて、缶コーヒーで暖まったので、出発しよう。
ところがこの店、ゴミ箱を置いていない。
お店の人に聞いてみると、やはりゴミ箱は無いそうです。
が、こっちの恰好を見て、『ライダーさんなら良いですよ』と、
空き缶を引き取ってくれた。(ありがとう)

厚い雲の空の下、R38を北上。
ところがところが、そこから先は、バイクを進めるほどに、雲が切れてくる。
富良野の近づく頃、ついに青空になった。
天気予報・・・・・どうなってんでしょう???

富良野までもう少し、あの山を越えれば、六郷だ。 DUCATi Monster

陽光を浴びて、六郷の 田舎風景の中を走る。

恒例の石小屋参り。
この付近でも、熊の目撃が有るらしく。
石小屋の順路の道では、ラジオを流しっぱなしにしている。

石小屋です。
歳月を重ねて、周囲の森に馴染んで来たように思える。。
DUCATi Monster

ちなみに、ここ有料化されておりました。
その替わり、『五郎さんの最初の小屋』が、敷地内に移築されて来ておりました。
DUCATi Monster


六郷の風景。
DUCATi Monster
本来ここは、普通の田舎であります。
だからこそ、あのドラマの舞台に選ばれたのであろう。

六郷から布部駅方面へ出る道。
DUCATi Monster
初めてここを通ってから、20年近くの月日が流れてしまっている。
この道も、こんなに立派になってしまって、、、時の流れを感じる。

最初の頃は、ドラマの風景を見に来ていたけれど、
今は、自分の記憶の中の風景を確かめに来ているみたいだ。

※、布部駅は、あのドラマの冒頭、純と蛍が降りて来る駅だ。
   あれは、富良野駅では無いのだ。

お昼にしよう。プリンスホテルの下の、カフェ『森の時計』に行きます。
カレーにしよう。久しぶりだし。
DUCATi Monster
ここのカレー結構好きです。
ホテルらしく、『基本をキッチリ守った手堅い仕事』って感じに好感。


ここでコーヒーを頼むと、自分でゴリゴリ出来ます。
DUCATi Monster
高校時代を思い出す。懐かしいですネ。

挽きたては、香りが良いですね。
コーヒーを飲みながら、絵葉書なんて書いたりしました。(笑)。


富良野で、ハガキを出すとか、おみやげを買うとか浮世の用事を済ます。
そんな事をしていたら、時間がなくなり、ラベンダー園はパス。
どのみち、まだちょっと季節が早いらしい。

R38→K253→六郷→K544→R38→K985→プリンスホテル(森の時計)→
郵便局→富良野市街(おみやげ屋)


めくるめく札幌の夜!


もっと近い道もあるのだが、
今日は、あえて空知川に沿って、走ってみる。

DUCATi Monster

で、唐突ですが札幌到着。
富良野→R38→滝川IC→道央道→札幌IC→大通り公園。

DUCATi Monster

ホテルにチェックin。さっそくシャワーでサッパリ!。
市内の書店などで買い物。
街の中は、何でも便利ですなぁ。

今夜は、札幌在住の友人、柴犬仲間のしげぞ〜さんと夕食。

しげぞ〜さんのご案内は!
焼き肉屋さん!
Wao♪♪

焼肉、旨い〜!
DUCATi Monster
焼いて焼いて、ビール飲んで。
焼いて焼いて、ハイボール飲んで。
飲んで飲んで、キムチ喰って。
すごく旨い焼肉屋さんでした。

柴犬友達のしげぞ〜さんは、
最近、とんと乗ってないとの事ですが、ライダーである。
しかも、オフローダーだ。
旅の話、バイクの話、柴犬の話と、尽きる事も無く話が続き、
夜も更けるのも忘れたのでありました。


締めは、クッパ!
DUCATi Monster

楽しいおしゃべりと美味しい肉で、
強力に、エネルギーを注入してもらいました。



本日の走行距離 364キロ



次に進む♪♪

前に戻る♪

2013北海道ツーリングTOPへ戻る


バイクTOPへ戻る

サイトのTOPへ戻る

サブメニュー

サイトと管理人
について
掲示板
ライダー連絡所
in 栃木
Strawberry Julep
ブログ編
リンク
メール

★ お知らせ ★

■2015/8/31
HPリニューアル





キャンプファイア


バイクとツーリング
TOP
YAMAHA
MT-09 TRACER
DUCATi
Monster S2R
YAMAHA
TTR125LWE
細々と・・・
バイク話とか

柴犬と行く クルマの旅とキャンプ TOP
ハイエース トランポ
 オートキャンプ場
ファイル
淡々と・・・・
旅話とかキャンプ話

北関東・栃木の
自然と四季

小説を中心にした『本』の話



YAMAHA TTR125