エッセイ 欲しい欲しい病発症!TTR125LWE Story's(1)
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2006夏〜 欲しい欲しい病発症!TTR125LWE Story's(1)
犬を飼い始めて、困った事が出来た。
狼のDNAを持つわんこ族は、群れで行動し、社会生活を営む。
日本語には、「番犬」なる単語が有り、犬は留守番上手と思う人も多いが、ウソである。
短時間でも、群れと離れることは、たいへんな不安を感じるし、構成員がひとりでも欠けると、それはそれは、とても心配になるのである。
飼い主家族のひとりが、ちょっと一泊の出張にでも出ようものなら、わんこ達は、心配で夜も眠れないのである。(本当)
ほんの10分離れただけの再開で、尻尾フリフリ耳ペッタンで大喜びするのは、そういう動物だからであって、別に過保護のせいではないのである。
人は、そういうわんこ達を置いて、ひとりで泊りのツーリングに行けるだろうか?
い〜え、それは出来る訳がありません。(2重否定)
しかし、泊まりのツーリングに行けないのは、ツライです。
『この仕事にケリ付けたら、北海道にツーリングだ!』
そう思って日々耐え忍ぶのが、日本の平均的なサラリーマンなのにねェ
なんとか良い解決策は、無いものでしょうか?
幸い当時、ウチのクルマは、ミニバンでした。
こいつに、犬もバイクも必要なもの一式積み込んで、北海道キャンプ旅行なんて、どうであろうか・・・・・
なんて考えると、夢がひろがるのでありました。
クルマに積めるバイクというと、まず誰でも思いつくのが、H社の「猿系」。
ええ、当然それはまっ先に考えました。
ウカツにも自分、「猿系」ならパーツ豊富で、カスタムも楽しめて良いんじゃない・・・・・などと思ってしまったのです。
しかし自分、1/144ストライクフリーダムガンダムのプラモすら、途中で飽きてしまって、ほっぽりだす人間であります。
カスタムなど自分でやる訳無い。それに「猿系」じゃ林道行けないじゃないか・・・と言うことで、ボツ!
イメージは、ミニトレ80!、XE75!
って古すぎかぁ、、、、CRM80!みたいな感じが理想。(それだって古い)
本音は、「4ストならせめて100CCくらい欲しい」のであります。
そうすると、XR100モタードということになります。これも、一瞬騙されそうになりました。XR100という名前に!
「あのXR100のモタードなら、比較的容易にOFF仕様に戻せるか?」
淡い期待が胸をヨギリましたが、実車を見て、「なんだよコレ、エ○プの外装変えたダケじゃん!」
実際そんなコトは無いのですが、その時はそう見えたんです。で、これもボツ。
あとは、KSR110というのも有りますが、小径ホイルのレジャーバイクということで、ボツ!
そんな時期、ネットのどこかで、輸入車でTTR125LWEというのがある事を知ったのです。
YAMAHAブランドなのですが、プラジル製で紛れもない輸入車です!
大きさが最適のミニMXサイズ、しかも4スト、セル付き!
ピキーンと来ました。「これだ!これだ!」
林道走行バッチり、遊びのエンデューロなんかも出れそうだし、トレック遊びも、トライアルごっこも出来ちゃうかなぁ?
あぁ、夢のようなバイクだなぁ、、、、と、勝手に期待に胸を膨らませておりました。
しかし、当時の自分は、バイクを3台所有しており、しかもロクすっぽ乗る時間がなくて、毎年バッテリーを買い換える始末。
とても、バイクを増やすことなど考えようも無いのでありました。とほほほほほほほほ・・・・・
(以下、次号に続く)
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※.筆者注:現在(2012年)の状況では、TTR125のシリーズは、カタログ落ちしてしまっています。(涙)
それとは別に、国内向けにKLX125というバイクがあって、ほぼ同じサイズのトレール車です。
砂利道に興味の無い方向けに、モタードタイプまで出ています。
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